出産

【実体験】出産費用いくらかかった?~帝王切開編~

出産にかかる費用ですが、個人産院での出産と総合病院での出産だと、個人産院の方が費用が高くなるようです。

私は当初、個人産院の方が高くなるとは知らずに個人産院で緊急帝王切開で出産しました。(元々は自然分娩を予定していました!)

今回はそんな経験を基に、実際に個人産院で帝王切開出産にかかった費用について書きます。

また、自然分娩費用についても少し触れたいと思います。

帝王切開費用いくらかかった?

私の出産した産院では、出産育児一時金の直接支払制度(※)を採用していたので実際に産院に支払った金額は、出産育児一時金42万円を差し引いた額でした。

※直接支払制度とは、健保が直接医療機関に対して出産育児一時金を支払う制度です。そのため、実際に産院で支払う金額は出産育児一時金42万円を差し引いた額になります。直接支払制度を利用すると煩雑な書類の提出などをしなくて良いため手間が省けます。出産する医療機関が直接支払制度を採用している場合は、直接支払制度を利用した方が楽です。

そして、帝王切開出産で産院に支払った額は、、、

26万2千円でした!

そこから出産一時金42万円を足すと合計で68万2千円です!

改めて計算すると、うっ、高い。。。

内訳は次のとおりで、10日間入院(2日間の陣痛入院+8日間の産後入院)しました。

出産育児一時金内訳 室料差額 52,000円
分娩介助料 320,000円
新生児管理保育料 104,620円
検査・薬剤料 2,000円
産科医療補償制度 16,000円
その他 30,000円
一部負担金等 146,270円
420,000円
妊婦負担額(実際に支払ったお金) 入院費 250,890円
聴力検査 5,000円
タンデムマス法採血料 3,000円
出生証明書の発行 1,080円
サラシ 756円
着圧ソックス 1,296円
262,022円

聴力検査やタンデムマス法採血料は赤ちゃんのための検査費用で、任意の検査です

出生証明書の発行は、出生届を提出する際に必要な書類の内のひとつです。担当した医師や助産師に書いてもらうのですが、これにもお金がかかるんですね!

最後のサラシと着圧ソックスですが、帝王切開のために必要な用品で手術後に装着しました。サラシは事前に準備可能だと思いますが、私は緊急帝王切開でのお産だったので用意できませんでした。

高額療養費制度を使って戻ってきた金額は?

帝王切開だと健保から高額療養費として費用の一部が戻ってきます。(※自然分娩だと申請できません)

高額療養費制度とは、高額な医療費を支払った場合に高額療養費として払い戻しが受けられる制度です。

高額療養費について詳しく知りたい方は、こちらのサイトが分かりやすいです。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030/r150

そして気になる受取金額ですが、、、

11万円支払われました!

私の場合、月跨ぎで入院しましたが、高額療養費として還付されたのは最初の月の分だけでした。翌月は自己負担限度額を超えなかったため、支払われませんでした。。(※高額療養費制度は、ひと月単位(1日~月末)で計算されます)

なのでこれから帝王切開を予定している方は、月跨ぎにならない入院日程を選んだ方が戻ってくる額も多くなるかもしれません。

自然分娩費用 余談

私は個人産院で出産しましたが、気になる自然分娩の費用はいくらなのでしょうか。

産院から聞いた話だと、全部で52万円前後だそうです。

もちろん人によって深夜出産だったり入院日数が長かったりなどして多少異なってきますが、平均して52万円だそうです。

おわりに

いかがでしたか?

ネットなどで検索すると、出産育児一時金の42万円で収まるということが書かれていたりしますが、自然分娩でも約52万円と言われましたし全然足りません(汗)

更に、帝王切開だと70万円近くかかってきます。。

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