独学で簿記2級に挑戦しようと思います!
挑戦すると言いつつも、実は2度試験に失敗しています。。
1度目は2015年、2度目は2018年に受けました。2回ともあと数点のところで届かず、、、
ほぼ合格点と変わらないから、「合格みたいなもの!もういいやっ!!」と思っていましたが、もう一度だけ挑戦します!
今回は簿記2級を受けるにあたって、知っておくべきことをまとめましたので、これから挑戦しようとしている方の参考になれば嬉しいです。
簿記2級の勉強時間
簿記2級に合格するためには、どのくらいの勉強時間が必要なのでしょうか。
簿記3級程度の知識のある人、知識ゼロの人や独学なのか通学・通信講座に通うのかによってで勉強時間が異なり、一般的な目安は次のとおりです。

250時間って相当な勉強時間が必要ですね。
因みに、私が1度目に受けた時は100時間以下(試験範囲変更前)、2度目に受けたときは30時間以下の勉強時間でした。
私のように簿記2級を甘くみて受けると痛い目に合いそうです。。
初めて簿記2級に挑戦する方も、再挑戦する方もある程度の覚悟をもって勉強に取り組む必要がありそうです。
簿記2級の難易度
ここ近年、大幅な試験範囲の改訂があり難しくなってきています。

合格率は10%~30%で、合格率に幅があります。
簿記2級の合格率については、下記リンクの日本商工会議所の公式ホームページに掲載されています。
簿記 2級受験者データ | 商工会議所の検定試験 (kentei.ne.jp)
合格基準は70%で、100点満点中70点以上取れば合格です。
2021年2月28日までの統一試験(ペーパー方式の従来の試験)では、試験時間は120分です。2021年4月以降はネット方式試験と同様の90分に短縮されます。詳細についてはこちらをご覧ください。
「日商簿記検定試験(2級・3級)」へのネット試験方式の追加について | 商工会議所の検定試験 (kentei.ne.jp)
簿記2級の試験範囲
簿記1級の試験範囲だった内容の一部が簿記2級へ追加されたりと、ここ数年で商業簿記の試験範囲の大幅な改定がありました。
主に、簿記1級から簿記2級へ追加された項目は次の通りです。
- リース取引
- 連結会計
- 圧縮記帳
- 外貨建取引
- 製造業を含む会社の決算処理
- 税効果会計
- クレジット売掛金など
「うぅ、範囲が結構増えたな。。」という印象です。
ただ、簿記2級で連結会計や税効果会計が学べるので、より実務に近づいたと言えます。
簿記2級の問題構成
簿記2級の問題構成は下記のとおりです。

2020年12月より実施されているネット試験も基本的な問題構成は似ているようです。
簿記2級の勉強方法
簿記2級の勉強方法ですが、2度失敗して感じたことはとにかく問題演習を繰り返し行うべきです。
といっても、問題演習からやり始めるのは難しいので、ある程度の知識は必要です。
初めて簿記2級を受ける方は
- テキストを読んで理解する
- テキストで理解した箇所の問題演習を行う
- テキストを一通り読んだら、過去問を繰り返し解く
- 過去問で間違ったところを重点的に解き理解する
- 再度過去問を解く
を徹底すれば合格も見えてくると思います!
簿記2級おすすめのテキスト
簿記2級のおすすめのテキストはこちらです。
猫ちゃんが分かりやすく解説してくれるので、楽しく勉強ができます。また、TACの教材なので信頼性があります。
試験直前対策にはこちらのテキストがおすすめです。また、ネット試験にも対応しており、ネット試験と同じ環境でチャレンジできる模擬試験プログラムもついています!ネット試験を検討している方はこちらのテキストで予行演しておくと良いかもしれません。
まとめ
簿記2級の知っておくべきポイントをまとめると、
①勉強時間
平均して約250~350時間程度必要
②難易度
合格率は10~30%で推移、合格基準は70%以上、試験時間は120分
※2020年12月から開始されているネット試験は90分(ネット試験もペーパーテストと同等の資格)。2021年4月以降はネット試験と同様の90分に短縮される
③試験範囲
ここ数年で試験範囲の大幅な変更があり、勉強範囲が増え難しくなっている
④問題構成
大問5問からなり、第1問~第3問は商業簿記(配点60点)、第4問~第5問は工業簿記(配点40点)
⑤勉強方法
テキストを一読後は繰り返し問題演習を行うべし
簿記2級テストは時間との勝負です。
テキストを一読したあとは、過去問などの問題演習を繰り返し行い問題に慣れることが重要です。
こちらの記事が皆さんのお役に立てたら嬉しいです。